「要件事実」と要件事実「論」

 こんにちは。

 

 最近、永島賢也『争点整理と要件事実』*1という本を手にしました。

 青い本です。

 これから読む時間を作ろうと思っています。でも、いつになることやら。またいつか時間ができたら感想を書きます。

 

 『要件事実入門』*2を随所(特に前掲書の第11章)で引用されています。

 わたしが、「要件事実」に興味関心を抱いているところとの関連では、特に前掲書232頁の図表あたりの関係ですね。

 

 ここでは、著者のいう「要件事実論」と伊藤滋夫先生の「裁判規範」としての民法説、包括説・手法説(修正法律要件分類説と法規不適用説)の関係が描かれており、さらに、この章を読み進めていくと、最後のほう、277頁に著者のいう「要件事実」と「要件事実論」、その概念と、「証明責任規範説」と「法規不適用説」の関係性が描かれています。

 

 では、『要件事実入門』で示されている理論枠組は、どこに位置づけられるのか?(たとえば、後述の民法117条の議論はとても興味深いです。)という部分に関心をもちました。

 しかし、その部分を明確に捉えきれず、わたしの理解力のなさが露呈^^;これから再度じっくり読んでみようと思います。

 

 民法117条について236頁の上の部分から記述があるのですが、この民法117条についても、『要件事実入門』で詳細に解説されています。*3

 そのあたりにもっとコミットしていっている、より深い議論が読みたい、知りたいと思っています。

 

 

 

 

 

*1:永島賢也『争点整理と要件事実―法的三段論法の技術』(青林書院、2017年)

*2:岡口基一『要件事実入門』(創耕舎、2014年)

*3:たとえば、前掲書『要件事実入門』25-27頁、76-77頁